ウォーキング時の一工夫

健康維持やダイエットの手段にウォーキングを取り入れている方も多いと思います。ウォーキングは消費カロリーの増加や筋力・心肺機能の向上、ストレス解消や脳の活性化といった効果が期待できますが、脚を動かすことで全身の血流が促進されるメリットもあります。そしてウォーキングを行うにあたっては運動時間や頻度、速度などの設定も重要ですが、今回はその他歩き方の一工夫についてワンポイントアドバイスさせていただきます。

 

ウォーキングの時は姿勢を正したり、歩幅を広くする、腕を大きく振るなどのアドバイスは見聞きした方もいらっしゃると思います。ここでもう一つ「ふくらはぎをより刺激する」ということを意識してみましょう。具体的には歩いて前に出した足を地面に着地させる際、まず足首をいつもより反らしてから着地させます。そして地面についた後は反対に母指球のあたりで地面を踏み込むように足首を伸ばして前進します。踏み込んだ足は地面からの反発力を感じ、今までより前に進む距離が少し長く感じられたり、すねやふくらはぎが刺激されている感覚が得られていればうまく出来ています。この歩き方で5分位行うと今までよりひざ下が熱くなり、さらには全身に血流がいきわたり体が熱く感じられます。また足首の柔軟性も向上したり足先の冷えやむくみの解消にもつながります。

 

歩く際はヒールの高い靴や革靴よりクッション性の高いウォーキング用シューズを使用することが望ましいです。また1日に複数回行うとより効果的なので、例えば通勤時やお出かけの際は行きと帰りの5分間を利用して是非お試しください。